外壁を選ぶ際には、見た目・性能・将来メンテナンス性などを総合的に考えなければなりません。
私は、IG工業株式会社の金属サイディング「ガルスパン」のネオホワイト色を採用しました。
その判断には、単なる「白くてキレイだから」という理由以上に、構造的・性能的な裏付けもあります。
以下では、実際の製品特性も交えて、私がこの外壁を選んだ 8つの理由 を紹介します。
外壁をIG工業のガルスパン・ネオホワイトを選んだ8つの理由
私が外壁をIG工業のガルスパン・ネオホワイトを選んだ8つの理由は下記のとおりです。
- 軽量で揺れに強く、地震の多い日本でも安心できる
- 釘が表に出ない施工方法で見た目がスマート
- 継ぎ目が少ない縦張り仕様で一枚感のある外観
- ガルバリウム業界で大手のIG工業製だからこその安心感
- 窓枠以外はシーリング不要で劣化リスクを最小限に
- 縦ラインが美しいデザイン性でスタイリッシュな外観に
- 高い耐久性とメンテナンスのしやすさで長持ちする外壁
- ホワイトカラーの清潔感が長く続く美観性
それぞれについて解説していきます。
理由1:軽量性と剛性で、地震に強い構造
金属サイディングであるガルスパンは、比較的軽量な素材です。
重い外壁材と比べて家全体の自重を抑えられるため、地震時の荷重変動や揺れの影響を小さくする利点があります。
また、構造的に強固な金属素材を使っているため、建物のたわみや変形に対しても比較的強さを保てる点が魅力です。
特に木造住宅などで揺れが心配な地域では、外壁材の軽さと剛性は無視できません。
理由2:釘が表に出ない施工方式で外観がスッキリ
ガルスパンは、釘やビスの頭を外壁表面に露出させない施工方法が採用されており、見た目が非常にきれいに仕上がります。
釘頭が見えると目立つだけでなく、その周辺から錆や雨水の侵入リスクも生じやすいため、これを避けられる設計は大きなメリットです。
理由3:継ぎ目が少ない縦張り仕様で一枚感のある外観
IG工業のガルスパンは「縦張り」が基本で、1枚の板を上下に連続して張ることが可能です。
これによって、一番下から屋根の近くまで継ぎ目なし、または継ぎ目の目立たない構成 にでき、外壁のラインがすっきり通るデザインになります。
継ぎ目が少ない分、雨水の侵入リスクも抑えられ、デザイン性と機能性を両立できます。
理由4:IG工業という業界大手で信頼性が高い
ガルスパンはIG工業のラインナップのひとつで、信頼ある外壁メーカーの製品です。
メーカーとしての実績・保証制度・アフターサポート体制などがしっかりしているという安心感は、長く住む家を選ぶうえで重要な要素です。
IG工業のサイトには、色展開に「ネオホワイト」も含まれており、製品保証や耐候性の仕様も公開されています。
理由5:窓枠以外はシーリング不要でメンテナンス性向上
外壁材でよくネックになるのが、目地・継ぎ目などに使われる シーリング(コーキング) の劣化です。
ガルスパンは、窓枠部分を除いてシーリングが不要な構造設計であり、経年でシール部分が割れたり剥がれたりするリスクを大幅に減らせます。
これは将来のメンテナンス負荷を軽くする大きなポイントです。
理由6:デザイン性の高さとモダンな印象
ガルスパンは、縦ラインが強調された金属サイディングで、無駄をそぎ落としたミニマルな印象を与えます。
ネオホワイトという色は、明るくクリーンな印象を与えつつ、純白すぎず落ち着きのあるトーンである点も魅力的です。
モダン住宅、箱型住宅、シンプルモダンなど、多様なデザインに合わせやすい外観になります。
理由7:耐久性とメンテナンスのしやすさを兼ね備えている
金属サイディングとしての強みを生かしつつ、ガルスパンは高耐候性の塗装仕様があり、長期間にわたり外観の劣化を抑えられるよう設計されています。
IG工業も、塗膜保証・変褪色保証・赤さび保証を一定期間で設けています。
もし板が傷ついたり劣化した部分が出ても、再塗装や部分交換が比較的容易にできる点もありがたいです。
理由8:白系カラー「ネオホワイト」で清潔感と見た目の持続性
白系カラーは汚れが目立ちやすいという懸念がありますが、ネオホワイトはIG工業のカラーラインナップの一つで、色耐性・防汚性も考慮された設計になっています。
明るさと清潔感を保ちつつ、年月が経っても色あせや黄ばみが出にくいような仕様が期待できます。
長く「見た目の良さ」を維持できる白として選びました。
まとめ
IG工業の「ガルスパン(ネオホワイト)」を外壁に選んだ理由は、単なる見た目だけではありません。
構造性能・施工方式・メンテナンス性・信頼性・デザイン性・色の持続性という観点から、非常にバランスのとれた選択だと感じています。
これから外壁を選ぶ方にとって、ガルスパン ネオホワイトは魅力的な選択肢の一つだと自信を持っておすすめできます。