中庭にウッドデッキを設置する際、多くの人が悩むのが「天然木にするか人工木にするか」という選択です。
天然木には木ならではの風合いや経年変化の楽しみがありますが、一方でメンテナンスや耐久性に不安が残ります。
私が最終的に選んだのは 人工木デッキ でした。
ここでは、実際に採用を決めた立場から、天然木ではなく人工木を選んだ 7つの理由 を詳しくご紹介します。
中庭のウッドデッキに天然木ではなく人工木を採用した理由

中庭のウッドデッキに天然木ではなく人工木を採用した理由は下記のとおりです。
- メンテナンスが圧倒的にラクだから
- シロアリや腐食のリスクが少ない
- 耐久性が高く長持ちする
- コストパフォーマンスが良い
- デザイン性が高く天然木に近い見た目
- 一年中快適に使える素材特性
- 資産価値の維持につながる
それぞれについて説明していきます。
理由1:メンテナンスが圧倒的にラクだから
天然木は定期的な塗装や防腐処理をしないと、劣化や腐食、色あせが進んでしまいます。
一方、人工木は基本的に塗装や防腐処理が不要で、汚れた場合も水洗いやブラシで簡単に掃除できます。
忙しい家庭にとって、手間をかけずに長くきれいな状態を保てるのは大きな魅力です。
理由2:シロアリや腐食のリスクが少ない
天然木のデッキは、湿気や虫害によってシロアリ被害や腐食が避けられません。
人工木は樹脂と木粉を混ぜ合わせて作られており、虫が食べることがなく腐りにくいため、安心して使い続けることができます。
特に中庭は湿気がこもりやすいので、人工木の耐久性は心強いポイントでした。
理由3:耐久性が高く長持ちする
人工木は紫外線や雨風による影響を受けにくく、色あせやひび割れも天然木に比べて少ない特徴があります。
天然木は数年で反りや割れが出ることがありますが、人工木なら10年、20年単位で使い続けられるのも採用理由のひとつでした。
理由4:コストパフォーマンスが良い
初期費用だけで見れば天然木の方が安い場合もあります。
しかし、天然木は定期的な塗装や修繕費用がかかるため、長期的に見れば人工木の方がコストを抑えられるケースが多いです。
最初から人工木を選ぶことで、将来的な出費を見越した安心感を得られました。
理由5:デザイン性が高く天然木に近い見た目
最新の人工木は質感や色味のバリエーションが豊富で、天然木と見間違えるほどリアルなものも増えています。
中庭の雰囲気や外観デザインに合わせて選べるため、デザイン面でも満足度が高いと感じました。
理由6:一年中快適に使える素材特性
人工木は熱を持ちにくい素材や滑りにくい加工がされている製品もあり、夏場でも裸足で歩きやすいものが多いです。
雨が降ったあとも乾きやすく、子どもやペットが安心して使える環境を整えられる点が魅力でした。
理由7:資産価値の維持につながる
天然木デッキが劣化して見た目が悪くなると、家全体の印象も下がってしまいます。
人工木は長く美しさを維持できるため、中庭や外構のデザイン価値を保ちやすく、資産価値を守る点でも有利だと考えました。
まとめ

中庭のウッドデッキに人工木を採用した理由は、メンテナンス性・耐久性・コストパフォーマンス・デザイン性 といった実用面に加え、快適性や資産価値の維持 といった長期的な視点でも魅力があったからです。
天然木の味わいも魅力的ですが、ライフスタイルや維持管理を考えると人工木の方が合っていると感じました。
これから中庭やウッドデッキを検討する方には、ぜひ人工木という選択肢もおすすめしたいです。
項目 | 天然木 | 人工木 |
---|---|---|
メンテナンス | 定期的な塗装・防腐処理が必要 | 基本メンテ不要、水洗いでOK |
シロアリ・腐食 | 虫害や腐食のリスクあり | 腐りにくくシロアリ被害も少ない |
耐久性 | 数年で反り・割れ・色あせが出やすい | 紫外線や雨に強く長持ち |
コスト | 初期費用は安めだが維持費がかかる | 初期費用は高めでも長期的に安い |
デザイン性 | 本物の木の風合い・経年変化を楽しめる | 天然木に近い質感で種類も豊富 |
快適性 | 夏は熱を持ちやすく、雨で滑りやすい | 熱を抑える加工・滑りにくい製品もある |
資産価値 | 劣化が進むと家の印象を下げやすい | 美観を長期間維持しやすい |