【後悔】上吊り引き戸は遮音性が悪い!部屋ごとに防音対策を考えた扉にしよう

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見た目がスッキリして、床にレールがなく掃除もしやすい。
そんな理由から人気が高い「上吊り引き戸」。

間取りの打ち合わせ中はメリットばかりが目に入り、「全部これで統一したい」と思う方も多い設備です。

実際、我が家もデザイン性と使い勝手を優先し、家中ほぼすべてを上吊り引き戸にしました。

しかし住んでから強く感じたのが、音がとにかく響くという問題です。

1階の生活音、テレビの音、子どもの声、ドライヤー、足音。
思っている以上に家の中を伝わり、「あれ?ここまで聞こえるの?」という場面が何度もありました。

この記事では、実際に住んでみて分かった上吊り引き戸の遮音性の弱さと、「プライベートを守りたい部屋こそ扉選びが重要」という点について体験談ベースで詳しく解説していきます。

これから間取りを決める方は、ぜひ参考にしてください。

目次

上吊り引き戸はなぜ音が漏れやすいのか

上吊り引き戸は、天井側のレールで吊って動かす構造になっています。

床に溝がないためバリアフリー性が高く、見た目も非常にスマートです。

ただしこの構造上、扉の上下や横にどうしても隙間が生まれます。
気密性が低いため、空気と一緒に音も移動しやすくなるのです。

さらに、一般的な開き戸と違って「ギュッと密閉される感覚」がありません。閉めたつもりでも、完全には閉じきらないため、会話や生活音がそのまま通り抜けてしまいます。

打ち合わせ時はデザインや動線に意識が向きがちで、遮音性の話は深く触れられないことも多いです。しかし、実際の暮らしでは音の問題は毎日のストレスになりやすいポイントでした。

実際に住んで感じた「家中に響く」リアルな体験

我が家は1階も2階もほぼ上吊り引き戸です。統一感が出て見た目はとても気に入っています。

しかし、生活が始まるとすぐに気付きました。
想像以上に音が伝わる。

例えばこんな場面です。

  • 夜、家族がリビングでテレビを見ていると、2階の寝室までセリフがはっきり聞こえる。
  • 子どもが廊下で遊んでいると、書斎でのオンライン会議に声が入ってしまう。
  • 早朝に誰かが準備を始めると、まだ寝ている部屋にも物音が届く。

もちろん、多少は仕方ないと思っていましたが、ここまでとは予想していませんでした。

「ドアを閉めれば静かになる」という感覚がほとんどなく、空間がゆるくつながっている印象です。

開放感という意味ではメリットでもありますが、集中したい、休みたい、静かにしたい場面ではデメリットが強く出ると感じました。

上吊り引き戸が向いている部屋・向いていない部屋

家全体で考えると、上吊り引き戸が悪い設備というわけではありません。

使う場所によって満足度が大きく変わる、というのが正直な感想です。

イメージしやすいようにまとめると、次のようになります。

部屋の種類相性
リビングと廊下の間
パントリーや収納
洗面室
寝室
書斎・仕事部屋×
音楽やゲームを楽しむ部屋×

人が集まる場所や、多少音が抜けても問題ない場所には非常に使いやすいです。
一方で、静けさが欲しい部屋との相性は正直よくありません。

書斎や仕事部屋は本当に後悔ポイント

テレワークや副業で自宅の書斎を使う方は、ここを最も真剣に考えるべきだと思います。

オンライン会議中に家族の声が聞こえる、生活音が入る。
これは想像以上に気になりますし、仕事の集中力も落ちます。

イヤホンやヘッドセットである程度は防げますが、根本解決にはなりません。
「扉を閉めれば大丈夫」という安心感がないことが、じわじわ効いてきます。

もし、もう一度家づくりをやり直せるなら、書斎だけは絶対に防音性能の高い開き戸にすると断言できます。

寝室も意外と音の影響を受ける

寝室は夜に使う場所だからこそ、静かな環境が重要です。

しかし上吊り引き戸の場合、リビングのテレビ、キッチンの片付け、洗濯機、ドライヤーなどの音が想像以上に届きます。生活時間帯が少しズレるだけで、お互いに気を使うことになります。

結果として、「もう少し音が遮られていれば…」と感じることが増えていきました。

睡眠の質は毎日の体調に直結するため、後悔度は高めです。

見た目・掃除のしやすさとのトレードオフ

ここが悩ましいところで、上吊り引き戸には確実に良い点もあります。

  • 床にレールがないので掃除が楽。
  • 見た目がスッキリしておしゃれ。
  • 開閉スペースが少なく、動線が良い。

だからこそ人気なのですが、その裏側に遮音性の低さがあることを理解して選ばないと、住んでからギャップが生まれます。

どちらを優先するかを、部屋ごとに判断することが大切だと感じました。

これから建てる人へ伝えたいこと

我が家は統一感を優先して、ほぼ全部を上吊り引き戸にしました。
デザイン面の満足度はとても高いです。

でも、もし家族にこれから建てる人がいたら、こう伝えます。

全部はやめておいた方がいい。静かにしたい部屋だけは、絶対に別の扉にした方がいい。」

家づくりは見た目の印象が強く残りますが、住んでから大事になるのは日常の使い勝手です。

音は毎日のことなので、後悔につながりやすいポイントになります。

まとめ

上吊り引き戸は、デザイン性・バリアフリー・掃除のしやすさなど、多くのメリットがある素晴らしい設備です。

しかしその一方で、

音が思っている以上に抜ける。

これが住んでみて分かったリアルな感想です。

特に

・書斎
・仕事部屋
・寝室
・プライベート性の高い空間

これらには、防音性能を重視した扉を選ぶことを強くおすすめします。

「閉めれば静かになる」
その当たり前の安心感は、暮らしの満足度を確実に高めてくれます。

ぜひ間取りを決める前に、見た目だけでなく音環境にも目を向けて、後悔のない選択をしてください。

建ててしまっている人は少しでも防音対策のためにこちらを使用することをおすすめします!

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