ガルバリウムの屋根は雨音がうるさい!?ガルバ+SW工法の家に住んでみた感想

「ガルバリウムの屋根は雨音が響く?」
「金属屋根はやめたほうがいい?」
家づくりを考えていると、こうした声を目にすることがありますよね。
特にデザイン性の高さからガルバリウム鋼板を検討している人ほど、住み始めてから“失敗だった”と後悔することは避けたいはずです。
我が家は、屋根も外壁もガルバリウム鋼板。
そして高気密高断熱住宅として知られるLIXILのスーパーウォール工法で建てています。
そんな家に実際に住んでみた結論はとてもシンプルです。
雨音は、まったくと言っていいほど気になりません。
この記事では、「うるさい」と言われる理由と、実際に暮らしているからこそ分かったリアルな体感、さらにガルバリウム屋根を選んで良かったと思えるポイントを詳しくお伝えしていきます。
なぜガルバリウム屋根は「うるさい」と言われるのか?

ガルバリウム鋼板は金属です。そのため、どうしてもトタン屋根のイメージと重なり、「雨粒が当たると室内に音が響くのでは?」という印象を持たれがちです。
実際、昔の住宅では屋根材のすぐ下に薄い断熱材しか入っていないことも多く、雨音がダイレクトに伝わりやすい構造でした。
その記憶や体験談が、今でもインターネット上に多く残っています。
しかし、現在の注文住宅では事情がかなり違います。
断熱材の厚みや施工方法、気密処理のレベルが大きく向上しており、屋根から入ってくる音は構造全体で抑えられるようになっています。
つまり、「金属屋根=うるさい」と単純に結びつけるのは、少し昔の感覚なのかもしれません。
実際に住んでみた体感を正直に話します

我が家は、音が響きそうな条件がそろっている家です。
屋根も外壁もガルバリウム。それでも住み始めて驚いたのは、雨の日の静かさでした。
通常の雨であれば、外を見て初めて降っていると気づくことがほとんどです。
少し強い雨でも「降ってるな」とわかる程度で、テレビの音量を上げたり会話がしづらくなったりすることはありません。
台風クラスになると、さすがに屋根に当たる音は聞こえます。
ただ、それはどんな屋根材でも同じレベルだと思いますし、「うるさくて困る」という感覚とはまったく違います。
実際に遊びに来た友人にガルバリウムの家だと伝えると、「え、全然音しないね」と言われることが本当に多いです。
音が気にならない理由は家の性能(SW工法)にあるかもしれない

なぜここまで静かに感じるのか。住んでいて思うのは、屋根材というより家そのものの基本性能が大きく関係しているということです。
スーパーウォール工法は、断熱材の厚さと気密性の高さに強みがあります。
外気の影響を受けにくいため、温度だけでなく音も室内に伝わりにくいのです。
そのおかげで、我が家では雨音以外にも、外の車の音や風の音がかなり軽減されています。
夜は本当に静かで、窓を閉めていると外の世界と切り離されたような感覚になります。
こうした環境で暮らしていると、「ガルバリウムはうるさい」という前評判とのギャップに驚かされます。
それでもガルバリウム屋根を選んで良かったと思う理由

音の心配がないとわかった上で振り返ると、やはりこの屋根材を選んで良かったと感じる場面はとても多いです。
暮らしていく中で実感しているメリットを紹介します。
まず大きいのは、屋根が軽いことです。
建物の上部が軽くなることで地震の揺れに対して有利になり、耐震面の安心感につながります。
長く住む家だからこそ、この点は非常に重要だと感じています。
次に、やはりデザイン性の高さ。
直線的でシャープな見た目は、家全体を引き締めてくれます。
外壁もガルバリウムにすると統一感が出て、完成したときの満足度はかなり高いものでした。
さらに、メンテナンス面でも優秀です。
割れやズレが起こりにくく、将来的な補修費用を抑えやすいのは家計的にもありがたいポイントです。
加えて、表面が滑らかなので汚れが溜まりにくく、見た目をきれいに保ちやすいという利点もあります。
最後に、施工に慣れている会社が増えているため、品質が安定してきていることも安心材料だと思います。
後悔するかどうかは屋根よりも「家の作り」

ガルバリウム屋根で後悔したという話をよく読んでみると、原因は屋根材だけではなく、断熱や気密、施工精度にあることが少なくありません。
どんなに良い屋根を選んでも、建物の基本性能が伴っていなければ音は入りやすくなります。
逆に言えば、家づくりの根本部分がしっかりしていれば、金属屋根であっても快適に暮らすことは十分可能です。
我が家の結論:音の不安で諦めるのはもったいない

住んでみた立場からはっきり言えるのは、「雨音が心配」という理由だけでガルバリウム屋根をやめるのは、本当にもったいないということです。
性能の高い住宅であれば、日常生活で困るレベルの騒音になることはまずありません。
それよりも、軽さや見た目、メンテナンス性といった大きなメリットを長く享受できる価値のほうがはるかに大きいと感じています。
これから家づくりを進める方は、ぜひ屋根材単体ではなく、断熱・気密・施工体制まで含めて総合的に判断してみてください。
きっと納得のいく選択ができるはずです。


